X /(X JAPAN)
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インディーズ時代
I'll Kill You オルガスム Compilation Compilation
 
 
メジャーデビュー後
Endless Rain Week End Silent Jealousy Standing Sex/Joker Say Anything
 
  
改名後(X JAPAN)
Tears Rusty Nail Longing
〜跡切れたmelody〜
Longing
〜切望の夜〜
DAHLIA Forever Love
 
CRUCIFY MY LOVE SCARS Forever Love(Last Mix) The Last Song

<I'll Kill You> 1985年
(1)I'll Kill You
(2)Break The Darkness

TOSHI(vo)、TOMO(g)、TERRY(g)、ATUSHI(b)、
YOSHIKI(ds)
50点
インディーズ時代に初リリースされた自主制作EPで、X初のオリジナル曲である。後に『Vanishing Vision』に収録されたものと比べて歌詞やアレンジがやや異なる。TOSHIのヴォーカルはまだ高音が細い。(2)は後にオムニバス『HEAVY METAL FORCE III』にも収録されるが、こちらもアレンジが大幅に異なる。マニア向け。

<オルガスム> 1986年
(1)オルガスム
(2)Time Trip Loving
(3)X


TOSHI(vo)、JUN(g)、HIKALU(b)、YOSHIKI(ds)
56点
ジャケ写真が凄いことに(苦笑) (1)と(3)は後に『Blue Blood』にも収録されるが、アレンジやギター・ソロが違う。そしてそれ以上に、TOSHIのヴォーカルのキーが異常に高く設定されており、とても違和感がある。(2)は作詞がTOSHIで、作曲がJUNのキャッチーなミドルチューン。

Compilation <Heavy Metal ForceV> 1985年
(3)Break The Darkness/X

TOSHI(vo)、TERRY(g)、EDDY(g)、ATUSHI(b)、YOSHIKI(ds)
56点
ジャパニーズ・スラッシュメタルのオムニバス盤。Xはスピーディーでコアな(3)で参加。X以外ではCASBAH、JURASSIC JADE、SABER TIGERなどが参加しており、録音状態は良くないのだが曲自体は意外と良い。マニア向け。

Compilation <Skull Thrash Zone Vol.1> 1987年
(5)Stab Me In The Back/X
(6)No Connexion/X

TOSHI(vo)、TAIJI(b)、YOSHIKI(ds)
70点
ジャパニーズ・スラッシュメタルのオムニバス盤。Xは(5)(6)で参加。ちなみにギターはXに加入前のPATAがサポートしている。後に、『Jealousy』アルバムでリメイクされる「Stab Me In The Back」は当時からファストなスラッシュだが、ハードコアっぽい雰囲気もある。(6)もファストな曲でツーバス、ドコドコが心地良い。Aメロのパートでブラスト・ビートも炸裂! 隠れた名曲と言えそう。録音状態もこれまでの作品と比べると割りと良く、ファンなら聴いてみても損はないと思う。

<紅> 1989年
(1)紅
(2)20th Century Boy(live)


TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、TAIJI(b)、YOSHIKI(ds)
73点
疾走感に溢れ、クサい歌メロとメロディアスなツインリードがドラマティックな名曲(1)は、アルバム収録の物と違い、前奏のストリングスの部分がカットされている・・・。その代わりと言ってはなんだが、曲の終了後に1分程のライヴ音源(演奏+ファンの歌声)が収録されている。が、ストリングスがカットされた時点で曲の魅力は半減だな・・・。(2)はイギリスのグラム・ロックバンド、T-REXのカヴァーで’89年の日比谷野外音楽堂でのライヴ音源。

<Endless Rain> 1989年
(1)Endless Rain
(2)X(live)


TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、TAIJI(b)、YOSHIKI(ds/piano)
90点
優しいピアノの音に導かれるイントロが印象的な、名バラード。YOSHIKIのピアノの音色、叙情的なギター・ソロも、ストリングスも、歌メロも何もかもが感動的。(2)は'89年の日比谷野外音楽堂でのライヴで、とにかく、「カッコいい!」の一言に尽きる。これ、正にパワー・メタル! しかも、ライヴでは間奏部にメンバー紹介を挿入したり、エンディングでの煽りがあったりと何と9分にも及ぶ構成に! しかも、最後まで疾走感を維持しm全くダレないのが素晴らしい!

<Week End> 1990年
(1)Week End (new)
(2)Endless Rain(live)


TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、TAIJI(b)、YOSHIKI(ds/piano)
89点
YOSHIKIがロックンロールを書こうとしたが、出来上がった物は哀しくて切ないハードロックだったという、「Week End」。アルバム『Blue Blood』にも収録されているが、こちらは新録。ギター・ソロが異なり、何とピアノやストリングスも新たに導入されており、一層ドラマティックな仕上がりに!! ファンは必聴。(2)は'90年2月4日日本武道館での感動的なライヴ。

<Silent Jealousy> 1991年
(1)Silent Jealousy
(2)Sadistic Desire (new)


TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、TAIJI(b)、YOSHIKI(ds/piano)
92点
美しいピアノのイントロからハイスピードに展開していく超名曲で、欧州的な美旋律と切ない歌メロを纏った、全てのメタラー必聴曲。途中、YOSHIKIの語りからピアノ・ソロ→ツインリードへと移行する流れやエンディングでのストリングスの絡みが、実にドラマティック! (2)はアルバム『Vanishing Vision』に収録されていた名曲のリメイク。音質は良くなったが、禍々しさはオリジナルの方が上。

<Standing Sex/Joker> 1991年
(1)Standing Sex
(2)Joker


TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、TAIJI(b)、YOSHIKI(ds/piano)
85点
両方A面シングルで、(1)はアルバム未収録。攻撃的なファスト・メタル・チューンでハードコアっぽい雰囲気もある、隠れた名曲。歌メロやツイン・リードのフレーズで急にメロディアスになるあたりもゾクゾクする。作詞にクレジットされている、五十嵐美由姫とはYOSHIKIのこと。「混乱」のYOSHIKI、「ポジティヴ」の白鳥瞳に対して五十嵐美由姫の作風は「破壊」。(2)はアルバムにも収録だが、冒頭のSEがカットされている。

<Say Anything> 1991年
(1)Say Anything
(2)Silent Jealousy (live)


TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、TAIJI(b)、YOSHIKI(ds/piano)
88点
『Jealousy』アルバムの最後を飾る壮大なバラードで、何と8分以上もある。大仰なストリングスと歌メロ、叙情フレーズ・・・とにかくクサメロ満載の名曲。(2)は1991年の盛岡公演より。スリリングな演奏がメタル耳に心地良い。もしかしてこれ、スタジオ・ヴァージョンより速いんじゃ!?

<Tears> 1993年
(1)Tears
(2)Tears (Classic Version)


TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、HEATH(b)、
YOSHIKI(ds/piano)
90点
YOSHIKIのメロディ・メーカーとしての天才振りを発揮した壮大なバラードで、約10分30秒という長さを全く感じさせない素晴らしい曲である。歌詞や曲調もどちらかと言えば、ポジティヴか。優しく歌い上げるTOSHIのヴォーカル、メロディアスに泣くギター・ソロ、楽曲を美しく包み込むストリングス・・・何もかもが素晴らしい。YOSHIKIはこの曲は亡き父親を想って書いた曲であると明かしている。アルバム・ヴァージョンではYOSHIKIによる、英語の語りが曲の終盤に挿入されていて、これがまた切ないんだな。カップリングはYOSHIKIのソロアルバム、「Eternal Melody」に収録されている、クラシック・ヴァージョン。

<Rusty Nail> 1994年
(1)Rusty Nail
(2)Rusty Nail(inst.)


TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、HEATH(b)、
YOSHIKI(ds/piano)
89点
メロディアスで緊張感のある印象的なシンセのフレーズから、アップテンポに展開していく名曲で、'90年にリリースされた「Week End」の第二章として作られた曲。詞の内容も「Week End」から発想したものになっている。ハードロック色は余りなく、YOSHIKI流のJ-POPと言えなくもない。透明感のあるTOSHIのヴォーカルも良いね!!

<Longing 〜跡切れたmelody〜> 1995年
(1)Longing 〜跡切れたmelody〜
(2)Longing 〜跡切れたmelody〜(inst.)


TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、HEATH(b)、
YOSHIKI(ds/piano)
84点
美しいオーケストラ・サウンドをフィーチュアしたメロディアスなバラード。全編に渡り、YOSHIKI節全開の大作! X JAPANとしてはこれまでに無かったタイプのバラードではないだろうか。この曲を優しく・力強く歌い上げるTOSHIのヴォーカルは凄い。旨くなったなあ・・・と。

<Longing 〜切望の夜〜> 1995年
(1)Longing 〜切望の夜〜
(2)Longing 〜切望の夜〜(inst.)
(3)
Longing 〜切望の夜〜(YOSHIKIの詞の朗読)

TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、HEATH(b)、
YOSHIKI(ds/piano)
59点
オーケストラサウンドとサウンドエフェクトで再構成された、「Longing 〜跡切れたmelody〜」を収録。正直、バンド・サウンドが無いと物足りないし、オリジナルとは異なる暗めのアレンジのオーケストラも雰囲気モノの域で終わっているので、素直に感動したい人はオリジナルの方を聴きましょう。3曲収録しているが、個別の曲名表記はない。(2)はオーケストラ+サウンドエフェクトによるインスト。(3)はオーケストラ+YOSHIKIによる詞の朗読。マニア向け。

<DAHLIA> 1996年
(1)DAHLIA
(2)Tears (live'93 at TOKYO DOME)

TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、HEATH(b)、
YOSHIKI(ds/piano)
93点
シングルとしては『Standing Sex』以降、実に5年振り(!)のハイスピード・メタル・チューン。哀愁溢れるメロディはやはり素晴らしい・・・! この曲のBPMは173でYOSHIKI曰く、これは、スラッシュ・メタルとパンクのノリがギリギリ両立できることから試行錯誤の末に決められたのこと。曲自体が激しくファストな上、エフェクトがかかったヴォーカルやデジタル音の導入といったモダンな要素もある。そこに壮大なストリングスを融合させてしまうセンスには脱帽・・・! 大作(約8分!!)だが、例によってだれることはない。(2)は東京ドームでの、感動的なライヴ・ヴァージョン。

<Forever Love> 1996年
(1)Forever Love
(2)Forever Love (inst.)

TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、HEATH(b)、
YOSHIKI(ds/piano)
85点
言わずと知れた、名バラード。素晴らしい歌メロ! これに尽きる! 例の如く大作(8分越え!!)だがその間ずっと、素晴らしいメロディに浸っていることが出来る。アルバム『Dahlia』に収録のアコースティック・ヴァージョンも良いけれど、やはりバンド・サウンドが入っているこちらのオリジナルでしょう!

CRUCIFY MY LOVE 1996年
(1)CRUCIFY MY LOVE
(2)Week EndE (live'95 at TOKYO DOME)

TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、HEATH(b)、
YOSHIKI(ds/piano)
87点
ヴォーカルとピアノ、ストリングスのみで構成されているシンプルなバラードだが、この歌メロの切なさは異常! リリカルで憂いのあるピアノも美し過ぎる・・・! 絶品!! (2)は東京ドームでのライヴ。

<SCARS> 1996年
(1)SCARS
(2)White Poem I (M.T.A. Mix)

TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、HEATH(b)、
YOSHIKI(ds/piano)
85点
アルバム『Dahlia』からのリカット・シングル。タイトル・トラックはHIDEの曲。インダストリアル色の強いロックであるが、HIDEらしいキャッチーさも併せ持った名曲と言えよう。(2)はアルバムにも収録されている、YOSHIKIによるプログラミング曲のリミックスで、結構印象が変わるが・・・マニア向けだな。

<Forever Love (Last Mix)> 1997年
(1)Forever Love (Last Mix)
(2)Longing (bootleg)

TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、HEATH(b)、
YOSHIKI(ds/piano)
76点
オリジナル・ヴァージョン、アコースティック・ヴァージョンに続く3つ目のヴァージョン、“Last Mix” である。ストリングスを更に強化し、アコースティック・ギターも導入しており、オリジナルよりも優しい感じに仕上がっており、このアレンジは正解だと思う。(2)は収録日不明のライヴで、ブートレッグと表記してあるように、音は悪い。正直、商品として出すレヴェルでは無いと思う。点数はタイトル曲に対して。

<The Last Song> 1998年
(1)The Last Song


TOSHI(vo)、HIDE(g)、PATA(g)、HEATH(b)、
YOSHIKI(ds/piano)
85点
バラード・ベスト『BALLAD COLLECTION』からのリカットシングルで、X JAPAN解散後にリリースされた。リリカルなピアノで静かに幕を明け、ストリングスが静かに合流・・・。YOSHIKIの語りとTOSHIのヴォーカルによるサビが繰り返す。派手さは無く、淡々と静かに展開していく約11分30秒の大作だが、そこには極上のメロディがある。「傷つくだけ 傷ついて 解ったはずの答えを どうしてまだ 問いかけてる」という部分は、涙無しには聴けない。